Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

燈火親しむの候

2020年10月24日 22時42分04秒 | 読書

 高麗山ハイキングを決行した仲間はかなり厳しいコースとのこと。参加した仲間は特にくたびれてはいなかったものの、本番で歩けない人が出る可能性があるとのことであった。
 数年前に私は妻と湘南平から高麗山を経由して高来神社に降りたときは特にきついとは思わなかったが、70代半ば過ぎの仲間には厳しいコースかも知れない。
 私は足の具合が本調子ではないので、茅ヶ崎市内の飲み屋で合流。歩いてきた仲間と楽しい2時間を過ごした。

 12月初旬の本番では、一緒に歩くだけでなく、地質学的な「蘊蓄」を披露できるよう、平塚市博物館を訪れて、充分な予習をしたいと思う。

 さて、明日からはどの本を読もうか、悩んでいる。「燈火親しむ候」、すでに読み始めた「万葉集の起源」はとても勉強になる。これももう少しで読み終わってしまう。
 「ラファエロ」(中公新書)、「ビザンツ帝国」(中公新書)、「万葉集講義」(中公新書)、「藤原定家 『明月記』の世界」(岩波新書)の4冊の中で選択したい。新書ばかりが続くのも考えものではある。
 ということを考えているうちに、ほとんど寝始めた。これより就寝。


高麗山の下調べ

2020年10月24日 12時25分36秒 | 山行・旅行・散策

 本日下見する高麗山についての地質学的な特徴と広重の東海道五十三次で高麗山が特徴的に描かれている「平塚」をネットで検索して、5枚ほどの資料を作った。
 これをもとに本日は少し地質学的「蘊蓄」の予行演習。友人に電話をして、平塚市博物館が勉強になるということも教わった。本番までにそこを訪れて、資料を手に入れて勉強してみたくなった。

 予定の電車の1本前に乗車できた。 が快速のため、平塚で後続に乗ることに。結局予定と同じ電車に乗ることになった。


読了「絵画について」(ディドロ)

2020年10月24日 10時39分36秒 | 読書

   

 昨晩中に「絵画について」(ディドロ)は読み終わった。わたしにはよく理解できないまま、いつの間にか読み終わった、という感じで、どうも達成感がない。何かを得たという感覚もなく読み終わったのが残念。理解できる能力が私にはなかったということなのだと思うしかない。
 印象に残ったのは、著者がとてもラファエロやミケランジェロを評価し、ルーベンスはけなさなくてはいけないほど嫌いであったということ。好き嫌いがまず出発点で「理論化」が始まる。それはそれでいいのだが、ルーベンスの独特のふくよかな人物造形などを地域の特性や伝統に帰せてしまうのはなんとも・・。

 当時の時代の風潮の象徴と解しても良いのだろうか?