Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

スポーツドリンクの私流飲みかた

2020年10月30日 23時15分14秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 熱は平熱の変動域の上限にまで落ちた。他のかたの平熱だと思うが、わたしにしては普段は36℃を中心として変動しているので高めである。
 しかし気分はとても楽になった。この短時間での対応の急激な上下、気になる。体温が高いというのは体力をとても消耗する。本日も薄く作ったスポーツドリンクを飲み続けている。
 昔現役時代に、話をしてくれた「産業医」の医師は、熱中症にかかったとき、普通の濃さのスポーツドリンクでは、胃が受け付けずに吐き出すことが多いので、1/2か1/3の濃さのほうが吸収しやすい、と教えてくれた。
 いつもそれを実践している。登山やジョギング、最近ではウォーキングのとき、粉末のときは倍以上の水を加えたり、ペットボトルで購入した時は、公園の水道を使い薄めている。喉が渇いた時は、先に水を飲んでからペットボトルのスポーツドリンクを同量程度飲むようにしている。
 果たしてそれが常に正しい飲み方なのか、それは分からないが、少なくとも私の口と胃には合うようだ。

 本日は、岩波書店の「図書11月号」が届いた。気力が湧けば、布団の中で目をとおしてみたい。


また発熱

2020年10月30日 20時39分37秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 体温計の調子が悪い。計測中に時々表示が消えてしまう、前回の記録が表示されない、などの不具合が頻発するようになった。最近は「オン」にしてもすぐに表示が消えてしまう。不思議だが、調子のいい時は連続して計測できる。
 不安定なので昨日ドラッグストアに体温計を買いに行った。種類がとても少ない。在庫切れのものも多い。店員に聞くと体温計の入荷がない、とのことであった。
 880円の体温計を購入してみた。帰宅してみると表示窓がとても小さく、見にくい。さらに今迄のものと計測値の差が大きい。

 そんなことを話していたら、先日の日曜日のように突然激しい悪寒が始まった。
 結局1時間で、再び39℃を超えた。病院に行ける状態ではなくなり、妻に病院に行ってもらった。結果は、来週連休明けに市民病院を受診することになった。市民病院の次回の予約は12月だったものを早めてもらった。
 血液検査だけではどこかで炎症部位があるらしいことは分かるが、それがどこかは判別できないとのこと。水曜日まで、解熱剤で我慢するしかない。現在は解熱剤は服用せずに37℃まで下がった。これまでと同様、症状は発熱だけである。


コスモス・秋桜

2020年10月30日 10時57分43秒 | 俳句・短歌・詩等関連



★コスモスの揺れ返すとき色乱れ     稲畑汀子

★頭痛の心痛の腰痛のコスモス      金子兜太

 第1句、この句は写生句のお手本と見るだけではつまらないと思う。これは何と艶めかしい句かと思った私は俳句から余計なことばかり想像してしまう人間なのだろうか。
 男女の駆け引き、あるいは再びこちらに向いてくれた相方にときめいた時は、誰しもある。
 第2句、対称的な句だと思った。頭痛も心痛も腰痛もコスモスが目に入ることで、一瞬忘れる。しかも腰痛持ちは多分寝ているか、腰をかがめてコスモスを見上げる位置である。天に向かうコスモスに嫉妬している作者ではないか。
 頭痛・心痛・腰痛と人間のてっぺんから下へ、痛みの種類を並べ、しかも心痛という実際の体の痛みではないものを真ん中に並べる。なかなか工夫した並べ方である。きっとかなり頭を悩まして頭痛をもたらした句ではないか、とクスっと笑えた。腰痛の作者には申し訳なかったかもしれない。
 ひょっとしたらコスモスの形状を見て、「あの花は、頭が重く、風に揺らされで頭痛・腰痛が絶えないのではないか。そんな心痛に悩まされているのではないか」と我が身になぞらえて同情しているのかもしれない。それはとてもやさしい心根であろう。