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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「藤原定家『明月記』の世界」を引き続き‥

2020年12月04日 22時49分41秒 | 読書

 ようやく夜になって「藤原定家『明月記』の世界」を読む時間を取ることができた。第4章まで読了。
 ところどころ堀田善衛の叙述を思い出しながら読み進めている。本当は読む順番が逆だったかもしれない。

 歴史家の叙述であるから、堀田善衛の「定家明月記私抄」とは違う。アプローチの仕方も、読み込むにあたっての観点も、時代に対する把握も違う。そして定家という人物に対する評価も、後鳥羽上皇という稀有の存在である支配者に対する評価も違う。
 堀田善衛はやはり文学者として定家という人物を描こうとしている。否、定家という人物の心の奥底を描いているように見えるが、実際は堀田善衛自身を語っている箇所がいくつもある。堀田善衛の政治経験や自分の生きた時代への批判を、定家をとおして語っている。堀田善衛という自分を語っているのである。文学的なアプローチとしては、かなり大胆であっても、堀田善衛自身にひきつけすぎる解釈もまたある意味では心地よいところがある。
 この本のように、歴史家の描く定家像や、平安時代という時代把握も違う。堀田善衛がくぐり抜けてきた時代から見ると平安時代そのものの歴史的把握は、現代の平安時代把握とも違ってきている。
 私はその堀田善衛の試み、叙述に惹かれている。ただしやはり最低限の歴史的背景や、客観的な読みは前提として知っておかなければ、いけないと思い、この本に飛びついた。

 


明日の準備

2020年12月04日 20時36分08秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 

 午後一番で組合の事務所に届け物、そして忘れ物を取りに行く。帰りは中華街を通って山下埠頭の傍を経由して関内経由で病院へ。それなりに遠回り。途中の喫茶店で一服してみた。
 整形外科はかなりの混雑で1時間以上待たされた。金曜はやはり混むらしい。両ひざに注射をうってもらった。年内にもう一度来るように強く言われた。再度治療方針で話があるようだ。どのような内容かは説明してくれなかった。再来週あたりに受診予定とした。

 帰宅後は、リビングルームでボーっとしていたら寝てしまっていた。結局午後から夜にかけて、読書も作業もせずに終わってしまうようだ。
 これより明日の早出の準備。大磯町の高麗山のハイキングの本番である。前回は下見で行って、翌日熱を出した。二度はないと思うが、少々心配。
 天気が急に悪くなって、ひょっとしたら雨が降る可能性が出てきた。困ったものである。そして、小学生のように、リュックにすべて詰め込んで、すぐに出かけられるようにしておかないと、遅刻する。


峠を越えた綱渡り日程

2020年12月04日 12時13分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中の作業は、ちょうど正午に終了。退職者会ニュースの裏面の約4割が終了。明日の大磯町にある高麗山のハイキングの報告記事を加えて8日までに入稿する予定。
 12日の退職者会としてのイベントの報告記事だけは14日に入稿することを印刷会社に頼んで了解を得ている。印刷会社には無理をお願いしてしまった。

 このとおりの日程で進められれば、印刷会社の仕事納めの25日までに新年号を納品してもらえる。年明け早々の4日の幹事会での発送作業に間に合う。年末年始、それなりに綱渡りのスケジュールである。