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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

歳をとると・・・

2020年12月22日 23時41分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 オンライン講座終了後はこのブログをアップしたのち、そのままリビングルームに飛び込んで、泡盛のお湯割りを作ってくつろいだ。

 話は芸術と政治の話題から、卑近な体調の話に飛ぶ。
 本日は1時間45分、珍しく途中でトイレにも駆け込まずに終了。そのうえブログをアップするまで行かなかった。
 年をとると小用が近くなる。私の場合昼間は1時間30分が一つの目安である。しかしそれよりも問題なのは、「用を足したい」と思ってから「我慢できなくなる」までの時間がとても短くなったこと。60歳までは、その時間は1時間近くはあったと思う。しかし65歳を過ぎたあたりからは、それが15分にも満たないようになってきたと思う。

 いつも歩いている繁華街や、ウォーキングの道ではどこに便所のあるコンビニ・スーパーなどの店舗、公衆便所・地区センターなどの公的施設があるか、熟知している。しかしそれを外れると途端に困惑する。お酒を飲んだり、コーヒーを飲んだ直後はとても厳しい。
 65歳というのは体調が大きく変化する節目、曲がり角のような気がする。

 さて、明日は横浜駅ではなく、もう少し人手の少ないところで百円ショップに行き、いくつかの買い物をしなくてはいけなくなった。新しいパソコン環境の整理のための小物を購入する予定。特に時間は決めないが。いつものようにコーヒー・読書タイムを兼ねて出かける。
 しかし本日神奈川県も最多の348人の発症者が出た模様。やはり横浜駅などの人出の多いところは避けたくなる。

 県知事も横浜市長も、この問題について動きがあまりに鈍い、というのが労働組合の退職者会の会員の声である。カジノにエネルギーを割くのではなく、市民と直接接する基礎的自治体の長として現市長は問題が多すぎくて、歯がゆく、そして情けないと思う。


本日のオンライン講座

2020年12月22日 22時11分34秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

      

 本日のオンライン講座は「学んでから行く展覧会」(講師:中村宏美氏)という連続の講座。本日は「レオナルド・ダ・ヴィンチ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロ それぞれの戦争」という題でたっぷりと1時間45分。
 特にスペイン内乱を題材にピカソが描いた「フランコの夢と嘘」「ゲルニカ」、そしてさらに一般化して戦争と民衆というテーマに昇華していく過程に触れていた。最後にピカソの「戦争と平和」(1952)を資料で取り上げてくれた。この作品は初めて目にした。
 フリーダ・カーロは実は1989年に今は閉館してしまった西武美術館が主催し、「有楽町アートフォーラム」(場所は記憶にない)での開催したときにはじめて見て大変感銘を受けた。横浜美術館では数点がいつもコレクション展で展示されている。
 その時の図録を再度引っ張り出してきて、事前に目を通して思い出していた。

 三者を取り巻く戦争は様々な時代の戦争である。レオナルドのかかわった戦争は傭兵の時代の戦争である。ピカソの間近で起こり眼にし耳にし、告発した戦争は凄惨な皆殺しの戦争である。国家(抑圧)と革命(解放)という構図である。フリーダがかかわった戦争は、メキシコ革命(解放)後の裏側にある抑圧との闘いである。同時に男と女の戦争でもあり、「生」と「性」の軋轢でもあったといえるであろうか。

 とても示唆に富む講座であったと思う。


本日の木星と土星

2020年12月22日 17時57分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

   

 17時過ぎに大きめの双眼鏡でベランダからケヤキの梢の間から木星と土星を覗いた。そのあとから団地の西橋まで出向いてスマホで撮影してみた。残念ながら土星の輪はこの双眼鏡では見えない。それでも輪を想像しながら、見るのもいい。本日は木星の4衛星も見ることはできなかった。
 撮影するよりも、日没から30分ほどかけて眺め続けるのが今回の木星・土星観測の楽しみかもしれない。ときどき双眼鏡で覗くのも楽しいし、夕焼けのオレンジ色を下にして輝く二つの星を飽かず眺めると気持ちが落ち着く。
 多分私が小学生か中学生になったばかりのころならば、肉眼でも二つに分離して見えたかもしれない。

 興味のない人からは「フーン」という声にならない声であしらわれること間違いなと思われる。興味がなければ一つにしか見えない星をいくら眺めてもつまらない。双眼鏡で土星の輪が見えると感動する人もいる。反対に木星の4大衛星を見ても、止まっている点にしか見えないのだから、驚くことも少ない。
 天文ファンというのは、社会から見れば孤独で偏屈な存在であるらしい。しかしいったん感動すると忘れられないのが、星の世界である。想像する楽しみもある。物語に惹かれる世界もある。
 団地の中を行き来する人からも怪しい人と見られたかもしれない。

 午前中に行く予定だった整形外科、出かけるのが遅くなり昼食後に出かけた。本日は2人ほど待っただけで、すぐに治療の順番が来た。
 両ひざに痛み止めとヒアルロン酸の注射をしてもらった。いつも3日ほどは楽になるが、そのあとは元に戻る。完治は難しいのだろうが、改善にはなっているのだろうか。