Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雷恐怖症

2021年09月18日 23時30分28秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 警報は解除され、現在は大雨・強風・波浪・雷注意報。私にとっては海辺には住んでいないので、波浪注意報は心配はしていない。
 現在の天気の状況からは雷注意報が私には一番怖い。何しろ以前に北アルプスで局地的なひどい雨と雷に襲われ、恐怖を味わったことがある。また退職してから雷がなっているときにベランダに出た途端に、団地の隣のマンションのどこかに落雷があったようで、弾き飛ばされるように部屋の中に飛びのいたことがある。すっかり雷恐怖症である。
 むろんどの注意報に対しても警戒しなくてはいけないのは分かっているが、雷は避けようがない。車の中や、店の中に逃げ込むしか避けようがない。しかも事前には分からない。音がしたら家のなかから出ないこと、大きな店の中に逃げ込んでおくことなどを心がけるしかない。

 笑われることがあるが、そんなことは気にしてられない。お臍を取られるならまだしも‥、それも嫌である。昔近所の人に教わったのは、雷が鳴ると急に気温が下がり、裸で寝ているとお腹をこわしたり、風邪をひくことを諫めるために「お臍を取られる」と言ったとのことである。風邪をひいたり、下痢をするくらいならいいのだが、雷の直撃は勘弁してほしい。
 


雨の音を聞きながら‥

2021年09月18日 21時49分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 台風14号は温帯低気圧になった。しかし、雨は夕方にいったん止んだものの再び降り始め、今は本降り。レーダーの画像を見ると日付が代わるころまで降り続くようだ。強い雨の区域もすぐ近くを移動している。
 横浜には継続して、大雨(土砂災害)警報、強風・波浪・雷注意報が出ている。洪水警報は解除されている。今のところ横浜市域で被害の情報はない。
 明日の明け方には雨は上がるという天気予報を信じたいものである。

 さて、雨の音を聞きながら、気分は落ち込んでいる。自民党の総裁選挙が喧しい。しかもひどいものである。1945年までの日常が戦争状態の日本、そして破滅的な敗北と何百万人もの戦争犠牲者を「敵・味方」双方にもたらした戦争の惨禍の果てに、経緯はどうであれ、第9条をもつ戦後憲法が根付いてきた76年の歴史を、ひっくり返そうという安倍晋三や高市早苗などが未だにしゃしゃり出ている。戦後の日本の出発点とプラス面が捨象されようとしている。戦後の国際秩序の理念すらかなぐり捨てている。
 憲法とて万能というのではないが、出発時の敬意と、76年の積み重ねの経緯を捨象して語ることは許されることではない。憲法の条文だけでなく、最高裁や国会の憲法判断、すべてに私は合意をするつもりはないが、それでもそれにいたった経緯を踏まえない批判は許されないものである。しかし最近の自民党、そしてそれを無批判に報道するマスコミに私は大きな違和感を持っている。この違和感は大切にしたいと思っている。
 しかも知性のかけらすら見当たらない。説得や論争にならない決めつけで物事が決まっていく。私はどうしても今の自民党の政治思考が、アジア的な専制との親和性に限りなく近づいていると判断せざるを得ない。現状と将来に対してとても悲観的である。こんな貧困な政治がまかり通るようになってしまった原因を探り続けたい。


今年の俳句 12句

2021年09月18日 16時08分29秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 台風14号で外出を控えている本日、10月の中旬に退職者会の「作品展」に出す俳句12句を選んでみた。外部に発表していなだけに人に揉まれていない。客観的な評価はないので、あくまでも自己満足の世界に浸ってしまっている句、とあらためて思った次第である。

★階(きざはし)を喘ぎ登りて冬オリオン
 十回目の三・一一迎えて回想二句
★叫びても祈りてもただ雪地裂ける
★海裂けて陸奥の無骨な冬停まる
★梅雨雲の黒々と寄せ腑の病める
★めじろ来て輪廻の速さを啄(ついば)みぬ
★空蝉の丸さ極まり背の裂ける
★ご詠歌のゆらゆらとして木下闇
★夏蝶の寄りて纏わる杖と老い
★棚朽ちてふいご祭りの鉄匂う
★紅を差す地蔵に枯れ野の道を聞く
★木守柿途方にくるる重みかな
★穂のすすき夕陽の透けて人過ぎる

 作品展には、幾枚かの写真、ならびに退職者会のこの1年の取組の写真の二組も展示予定だが、間に合わせるのが大変である。


台風14号の雨

2021年09月18日 09時57分33秒 | 天気と自然災害

 横浜市域では、現在は大雨(浸水害)・洪水警報、大雨(土砂災害)・強風・波浪・雷注意報が出ている。
 深夜2時頃に強い雨の区域が通過した模様である。寝ていて目が覚めたほどであった。明け方近くにも1時間換算で80mmを超える雨の区域が私が住んでいる地域を通過していった。その瞬間は短時間であったが、室内にいても窓を通して空からの強い圧迫感があった。
 鶴見川では8時前に「避難判断水位」を短時間ではあるが超えた地点がある。今は水位は通常の水位に戻っているようだ。都市河川は水位の上下が大きい。短時間の豪雨でも一気に水位が上昇する。気を付けたいものである。

 10時直前になって再び雨が強くなってきた。横浜市から再び豪雨のお知らせ情報が届いた。本日はこのような雨が断続的に続くのであろう。風はまだそれほどではない。外出するのはひかえたい。