Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「日経サイエンス11月号」から

2021年09月27日 22時43分52秒 | 読書

   

 日経サイエンス11月号を読み始めた。本日読み終わったのは、「人類最初のアメリカ大陸への旅」と夕食後に「デルタ株の爆発的な広がりを可能にした変異」、特集「mRNAワクチン」の3編のうち「新型コロナ変異ウイルスといかに戦うか」と「知られぜざる30年の開発史」の2編。
 いつものとおり、恥ずかしながら目を通した程度であり、とてもではないが咀嚼して人に語ることのできる水準で理解したわけではない。
 少しは頭の柔軟体操になっているかもしれないという淡い期待で目をとおしている程度だと自覚もしている。

 特集記事はかなりの知識が無いと難しいが、ネイチャーダイジェスト版の翻訳である「デルタ株の爆発的な広がりを可能にした変異」はそれなりに理解できたと思う。
 特に最後の段落の「一つだけではない変異」の項の「P681R変異がデルタ株の重要な得意であることを示す証拠が積みあがっているものの、この変異だけがデルタ株の急速な広がりの原因である可能性は低い‥。デルタ株のスパイクタンパク質にはP681R以外の変異もあるうえ、あまり研究されていない他のたんぱく質にも重要そうな変異が数多く存在している」が現在の新型コロナウイルス解析の現水準のようだ。
 「新型コロナ変異ウイルスといかに戦うか」では、「原稿のワクチンは感染予防・発症予防の効果は弱まるが、重症化予防の効果は保たれている」ことと「現行ワクチンの有効性が大きく低下する「最悪の変異ウイルス」の出現を見越した対処法が検討されている」ことは理解できた。

 「人類最初のアメリカ大陸への旅」では、「古代北シベリア人の集団と“東アジア人の孤立した集団”である「古代東アジア人」が遭遇・合流して最終氷期に出現していた現在のベーリング海峡の周囲の「ベーリンジア」を渡り、アラスカを経てきたアメリカを通って南下。その時期は3万~2万数千年という尺度」「アラスカからの南下は氷河が後退した時期の「無氷回廊」を通ったルートとまたは、太平洋岸を南下したとの二つのシナリオが議論されている」とのこと。
 「ヨーロッパからのアイスランド経由の大西洋のルート」はこの記事では触れておらず、その可能性はまったく排除されているようだ。

 以下の記事は順次楽しみにしたい。


「日経サイエンス11月号」購入

2021年09月27日 19時38分47秒 | 読書

 

 頬の内側をいまだ噛んでしまい、うまく咀嚼できないので、横浜駅近くの中華料理店で噛まなくとも飲みこめるワンタンを注文しようとしたが、ランチタイムメニューしか作れない、と断られた。
 やむなくコンビニで柔らかいパンを購入。傍の小公園のベンチに座り、小さくちぎって、お茶で流し込んだ。寂しい昼食であった。
 次回の歯医者の治療は明後日。それまでに炎症が直っているとありがたいのだが、どうなるやら。
 横浜駅から家に戻る前に、有隣堂で「日経サイエンス11月号」を購入。いつもの喫茶店で、「人類最初のアメリカ大陸への旅」を読んだ。購入した目的は特集記事の「mRNAワクチン」。これは本日の夜から目を通す予定。
 


本日の散策

2021年09月27日 18時04分01秒 | 山行・旅行・散策

 本日の町中散策は、横浜市の旭区から瀬谷区にかけての地域。卒業した希望ヶ丘小学校を当時の同級生と二人で一周。待ち合わせは相鉄線の希望ヶ丘駅。もう55年も降りたことの無い駅で、当然のことながら駅舎はすっかり様子が変わっていた。しかし駅舎の2階から見下ろすと、駅南側の商店街の様子はそれとなく雰囲気は残っている。駅の西側は畑地が多かったのだが、住宅地やビルが並んでおり、様子は違っていた。

 通学路の急坂を登り、小学校を一回り、隣接している水の森公園、近くの長屋門公園をめぐり、丹沢・富士山・箱根の山塊が一望できる場所に案内してもらった。
 私が昔住んでいた家の近くからの丹沢・富士山よりもひらけた展望でうらやましかった。富士山・丹沢の眺めはやはりこのくらいの距離感がいい。今の団地からの富士山とはそれほど距離は変わらないが、はるかに大きく見える。58年前はこの丹沢の方向に向かう雁の群れを見るのが楽しみでもあった。

 隣の三ツ境駅まで歩き、喫茶店で一服して、55年以上前の懐かしい話をしてから別れた。とても楽しい一日であった。