本日聞いているCDはキース・ジャレットトリオによる「バイ・バイ・ブラックバード」。このCDは、1991年9月に肺炎で亡くなったマイルス・ディヴィスの追悼のCDということであった。そんなことも知らずに購入しているのだから、私のジャズに対する知識はひどいものである。
しかしキース・ジャレットのピアノは好きである。私はキース・ジャレットを初めて聞いたのは1989年演奏のバッハの「ゴルトベルク変奏曲」のCDである。その後にこのCDを購入している。それ以来2枚ほどのCDを購入している。
キース・ジャレットのピアノの演奏は静かで、寂しげで、常に人を内省的にさせる何かがある。人に何かを考えるきっかけとなる演奏である。何か、というのは特にジャンルがあるわけではない。
気分を落ち着かせ、脳に思考をさせる信号が含まれているのではないか、と思ったこともある。そんな妄想すら湧いてくる。このCDも同様である。