Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

オカメザクラが開花

2022年03月12日 21時32分32秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 土曜日ということで、まずは横浜駅までバスで出かけて、有隣堂を一回りして新刊書を見て回った。そののちバスで近くの安い中華料理店まで行き、二人で待ち合わせて夕食。私はハイボールを2杯。
 帰りはいつもなら1200歩ほどの距離をゆっくりと歩いた。しかし家についてみると900歩ほどしかカウントしていない。杖をついてゆっくり歩くと、カウントされる歩数は少なくなる。しかし3/4まで少なくなるとは思ってもいなかった。



 帰り途中の道には毎年楽しみにしているオカメザクラが咲いていた。本日の暖かさで一気に開いたようだ。夜で暗かったため、スマホで写真を取ったがぶれてしまっている。しかし暗い空にボーっと浮かび出る赤い姿はなかなか面白い。
 明日明るいうちにもう一度撮影に行きたいものである。
 先日つぼみがまだ堅かったフラワー緑道のヨコハマヒザクラのつぼみもどうなったか気になる。膝の具合が悪くならないことを期待しながら出かけてみたい。

 


筋肉疲労プラス‥

2022年03月12日 16時36分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日歩きすぎたのだろう。本日は右足の裏側の筋肉、同じく下肢の外側の筋肉に疲労感がある。しかしこれは筋肉疲労で時間が経てば回復するのは間違いない。右膝に痛みが走る。これは時間とともに治るのか、少々不安である。
 朝起きたときよりは夕方の今のほうが痛みは軽減してきているので、少しその不安は解消した。だが、果たして階段の上り下りに支障があるのか、まだ試していない。これから近くのスーパーまで外出して、膝の様子を見てみることにした。

 天気も良く、風もない。買い物から帰った妻によるとかなり気温は高いそうで、厚手のコートでは暑いとのこと。


「ミロ展」解説講座

2022年03月12日 15時06分45秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日の午前中は、Bunkamuraで開催している「ミロ展 日本を夢見て」(2.11~4.17)の見どころなどの解説をオンラインで聴講。

 ジョアン・ミロ、パウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキーは、私の子どもが小さいころによく図版を見せて、子どもと一緒に空想を楽しんでいた。彼らの作品は子どもの空想をいろいろと駆り立ててくれるものである。
 図版を見ながら子どもはいろいろと物語を作り上げて語っていた。私は相槌を打ちながらその空想が続くように一緒に物語の中に入り込んで一時を楽しんだものである。

 今回の講座でも取り上げてもらった作品に「絵画」(1925年)という作品がある。この作品を子どもがまだ2つくらいだったときに見せたら、「むし、むし」と芋虫を想像したらしい。私が思わず「ケムンパスがいるね」といったところ、これにとても楽しく反応してそれ以来この作品を「ケムンパス」と指すようになった。
 妻からは「この子はまだケムンパスを知らないのよ」と言われて、今度は私が笑ってしまった。子どもは「ケムンパス」は知らないものの、その語の響きに反応していたことに気がつかなかった。
 私も子どももしばらくは「ケムンパス」を続けた。しばらくして子どもにミロの作品とは無関係に「レレレのおじさん」と「ニャロメ」と「ケムンパス」を見せたら、子どもは「ケムンパス」と言ってくすくす笑って、ミロの作品を思い出したらしく、図版を持ってきた。いたく気に入ってもらえた。「レレレのおじさん」も気に入ったらしいが、「ニャロメ」には関心は示さなかった。
 子どもは成長していつの間にか、「ケムンパス」は忘れたようだが、私はよく記憶している。

 こんなエピソードを思い出しながら、講座を聴いていた。
 子どもが大きくなって独立したときに、図版を他の絵本と一緒に廃棄してしまったのが悔やまれるが、ぜひともこの展覧会で図録を再度手に入れたいものである。