Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日からは「絵画の政治学」

2023年03月03日 22時42分24秒 | 読書

   

 本日から読み始めた本は「絵画の政治学」(リンダ・ノックリン、坂上桂子訳、ちくま学芸文庫)。有隣堂で見つけて少々高かったがほぼ衝動買いに近い。本当は1500円もするので神奈川大学の生協で購入しようとしたのを覚えているが、気がついたらレジに並んでいたので、そのまま購入した。昨年の夏だったような気がしている。
 序文と本文を少しめくった程度の立ち読みで購入したが、序文は難解、到底こなれている文章、わかりやすい文章とは言い難い。しかしガマンして本文に入るとなんとか理解できると思って購入した。購入したままで本箱の肥やしになってした。

 最近の読書に対する気力の点からすると読みとおす自信はあまりないが、なんとか読みこなしてみたい。あまり得るものが無いと判断したりしたら、放り出すかもしれない。

 


「図書3月号」から その2

2023年03月03日 20時32分05秒 | 読書

 本日目をとおしたのは、次の三篇。これにて「図書3月号」16編の内13編で読了。

・ダンスも孤独もない世界          プレディみかこ
「体がなければ病気も怪我も老いもない。人間が体を持っていることは人間に苦しみしか持たもたらさない。」「だけど、体はなくとも脳が存在する限り、メンタルな病は存在するのでは?」「メンタルな病がひどくなったときの最悪の帰結は自殺でしょ。体が無ければ自殺できないから、大丈夫」 けれども、これはこれで地獄のような側面があるように思え、若い世代が当然のように人間の脳と体をきっぱり切り離して考えられることに驚いてしまう。

・エンデさんのこと             堀内美江

・伊藤博文の独断専行でできた工部美術学校  新関公子
明治九(1876)年に唐突に工部省工学寮内に工部美術学校が設置された。絵画、彫刻、建築装飾の三科を担うイタリア人画家フォンタネージ、彫刻家ラグーザ、建築家カペレッティの三名がイタリアから8月着任、11月には授業開始という驚くべき早業だった。‥特筆すべきことは、6人の女子学生を行け入れたということである。フランス国立美術学校が女性を受け入れたのは1897(明治三〇)年だから、21年も早い。もしかすると、世界一かもしれない。‥

・フランス革命史とG・ルフェーブル      近藤和彦

 

 


カワヅザクラが見頃

2023年03月03日 17時07分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中から横浜駅界隈をぐるぐる回って所用を済ませた。13時にようやくひと段落。昼食は蕎麦。サクラエビを素揚げにしたものがたくさんトッピングされており、それが冷たい蕎麦に合って美味しく食べることが出来た。

 喫茶店で書類を整理しながら一服。「図書3月号」も読み終えた。いつものとおり、有隣堂で新刊書を見て回り、百円ショップや家電量販店でプリンターのインクやスマホの値段をチェックしてから帰宅。昨日に続いて1万歩を超えてしまった。本日はこれ以上歩かないようにしたい。

      

 横浜駅近くのフラワー緑道のカワヅザクラが見頃となっていた。久しぶりに対面した。昨日までの暖かさで開花が進んだものと思える。

 すぐそばに植わっている2本のヨコハマヒザクラはまだ蕾が固く、開花はまだだいぶ先と思われる。