Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

強風・雷注意報

2023年03月01日 21時17分54秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 

 昨晩は4日ぶりに「古今和歌集仮名序」の書き写しを行った。約350字ほど。4日ぶりとなると少し右腕の筋肉がだるくなる。それほど腕の筋肉が衰えていたということなのだろうか。とても情けない気分になった。
 本日も忘れずに書き写しを行いたい。しかしこの仮名序の文章の読解はなかなか難しい。読解も楽しみの一つではあるが、残念だが解説が理解できないところもある。

 横浜市域では風がとても強くなり、風の唸り声と南側の窓ガラスの揺れる音、ケヤキの枝の揺れる音が大きい。。現在強風・波浪・雷注意報が出ている。先ほどまで乾燥注意報が出ていたが、それは解除された。18時過ぎに西南西の風で14.2mの最大瞬間風速を記録している。
 明日も本日のように18℃の予報だが、降水確率は18時以降50%で、雨の予報である。夜になって急に気温が下がってくるらしい。


「図書3月号」

2023年03月01日 19時44分45秒 | 読書

 本日届いた本は岩波書店の広報誌「図書3月号」。まだ有隣堂には並んでいなかった。この書店では無料で配布してくれるが、私のほうが貰うのを忘れることが多いので、岩波書店に直接購入申し込みをして送付してもらっている。
 本日から少なくとも今週中にはこの図書3月号を読みたい。

 本日の昼食はどういうわけか、横浜駅に出向いてイタリアン。いつも昼食を退職者会の会議などの合間に食べる場合は、お金をかけても500円程度で済ませている。コンビニかスーパーのお弁当程度。家で食べる昼食は、納豆ご飯と夕べの残り物程度であるので、胃がびっくりしている。支払いは妻にお任せ。

 


読了「知っておきたい地球科学」

2023年03月01日 18時18分54秒 | 読書

   

 「知っておきたい地球科学 バッグバンから大地変動まで」(鎌田浩毅、岩波新書)を読み終わった。
 第1節~第53節(第1章から第3章)までと第4章の後半の第66節から第72節までは、地球物理学、地震学、火山学の啓蒙書としていい復習になった。
 私がこの書物に求めたのはこの復習のため。
 しかし第4章の前半第54節~第65節までは、政府の中央防災会議と富士山火山防災対策協議会の内容の紹介・要約だと思う。
 むろん、啓蒙書としてこれらの紹介・要約は必要だということは理解できる。地震や火山噴火の予知ができるか否かとは別に、行政として災害時の想定やら対策、避難誘導対策、社会への影響力を冷静に見極めることは大事である。
 また被害を少しでも小さくする心構えを周知することを否定するつもりは毛頭ない。
 ただ別の役割の書物を合体させたものという感想を持ってしまった。というよりも勝手に私がこの著者とこの書物に求めたものが違っていたようだ。
 公表された中央防災会議の地震メカニズムの検証、あるいは評価、せめて解説を期待していた。本当に中央防災会議が立脚した地震のメカニズムや予知の根拠が科学的に裏打ちされたものなのか、政治的な思惑(為政者自らの不都合を隠ぺいするために外敵を誇大に作り上げたり、天災の危険を煽り目をそらすのは古来からの政治の常道)に基づくものなのか、専門家の視点からの発言が欲しい。おおいに注目される著者だけにそこに視点を定めて論述してほしかったと思った。
 政府や行政の発表したものを垂れ流すだけならば、行政の作ったパンフレットで十分である。もっともそれもまた怪しい誤解を生むような編集であることも多い昨今である。チェック機能がおおいに落ちている行政の「丸投げ」体質が横行してしまっており、おおいに危惧をしている。そのチェックをしてもらえるならば有難いものである。

 著者が政府や行政の広告塔にならずに、厳しいチェックをするかたになってもらいたいと期待している者のごまめの歯ぎしり的感想である。