Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

古今和歌集仮名序・真名序

2023年03月05日 22時12分29秒 | 読書

 古今和歌集の仮名序(紀貫之)の書き写しを終了した。文章の意味をよく理解できたという自信はないが、それなりには‥。
 そして真名序(紀淑望)を書き写し始めた。仮名序よりは理解しやすいように思う。本当は両者を並べて、対応関係なども参照しながら読み進めるのが理解を促進すると思われる。
 しかし今回の書き写しの目的は、字、ことに漢字の形を忘れないように(思い出すように)することであるので、とりあえずは「書き写す」ことの目的を忘れずに進めたいと思う。意味の把握、理解の深化は二の次ということにしないと、自分が何をしているか、訳がわからなくなってしまう。

 明後日の大腸内視鏡検査に向けて、明日から検査食。夜から下剤。腸管洗浄剤を明後日の朝から飲むのが憂鬱である。

   

先日カワヅザクラを撮った時のもの。


予報通りに小雨

2023年03月05日 19時30分40秒 | 天気と自然災害

 夕方団地の周囲を軽く散歩しようと外に出てみると、予報通りにかすかな雨が降っていた。一応小さな傘を持ったものの広げて差すほどの雨でもなかった。しかしそのまま歩くとコートが濡れてしまうので、バス停から横浜駅までバスを利用して、地下道を歩いた。日曜日で人通りが多かったが、勝手知ったる地下街、人通りの少ないところを選んで歩いた。
 3000歩ほど歩いて、バスにて帰宅。往復で5000歩ほどになった。ただしゆっくりの歩行なので、「運動」になったかというととても心もとない。

   


 


ベートーヴェン「ピアノトリオ大公」

2023年03月05日 14時55分55秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日聴いている曲はベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」。スーク・トリオの演奏で録音は1975年。発売は2002年なので、それ以降に購入している。
 この曲にまつわるエピソードとしては、1811年40歳の時に完成し、初演は3年後、聴覚の悪化が進み、初演でのベートーヴェンの演奏では、ピアノの強弱が極端に過ぎ、この演奏会以降、ベートーヴェンは公開の場でのピアノ演奏は行わなくなったという。これが果たして本当のことなのかどうかは私には何とも判断しかねる。
 ただし、スケールの大きな曲はこの1815年以降ぐっと少なくなることは確かである。

 この曲は親しみのあるメロディーと曲想で、人気があるのはよくわかる。
 第1楽章の伸びやかで大きなうねりのような第1主題と、第3楽章の起伏の少ない穏やかな主題を聴くと、私は蕪村の「春の海ひねもすのたりのたかな」という句を思い浮かべる。スークならではの連想かもしれない。