Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

月と木星を眺めながら

2023年11月21日 22時07分52秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は親の通院の付き添いののちは、頼まれた用事で横浜駅まで。しかしスマホを持っていくのを忘れてしまい、喫茶店でのコーヒータイムは断念。買い物で使ってしまい、財布はカラになり、電子マネーが使えないとどうしようもない。仕方なくそのまま敬老パスを使って再びバスにて帰宅。
 帰宅後はおとなしく、チャイコフスキーを聞きながらぼんやりと過ごした。
 先ほど団地一周の軽い夜のウォーキング。わずか1300歩程であるが、肩が張っていたので腕を大きく回しながらのウォーキング。脹脛と臀部の筋肉のほか、腕の筋肉をだいぶ使った。
 南側の横浜駅・みなとみらい方面が見通せる場所でしばらく冷たい風を浴びながら明るくまたたく街の灯を眺めていた。昨日が上弦の月(半月)なので本日は月齢8日の月。ほとんど半月に見えた。地平線の近くに街の灯りに押しのけられるように弱々しく光っているシリウスを見つけた。やはりシリウスにはもっと堂々と、街の光に負けずに光っていてもらいたいものである。
 天頂付近には木星が異様に明るく鎮座していた。一番明るい方向を見ていたので、他の星は見えなかった。

 明日は退職者会の資料作りを少々。1月までに作ればいいものなので、急ぐことはないが、忘れないうちに手を付けておきたい。

 


チャイコフスキー「交響曲第6番 悲愴」

2023年11月21日 19時53分17秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 CDは持っていても普段はあまり聴くことのないチャイコフスキー。昔は第5番の交響曲が好きで随分聴いた。このところ本棚に埃にまみれていた。夕方から「悲愴」を聴いている。
 指揮はエフゲニ・スヴェトラーノフ、ソビエト国立交響楽団の1990年、東京での演奏会の録音。
 チャイコフスキーというと、感傷的で甘い旋律という評価があるらしい。そのことは否定はしないが、私は旋律を丁寧に追って行くと、構築性の強靭な建物の骨格をなぞっているように思える。旋律がほのかに浮かんでは消えかかり、いつのまにか主要旋律になっていく過程に惹かれる。
 また第3楽章を除いて消え入るような終止が私は好きである。第2楽章の5拍子というリズムがロシア特有のリズムといわれる。ごく自然に耳に入ってくるのは不思議である。ロシアがどの範囲かということはここでは問わない。
 チャイコフスキーの管弦楽曲は強弱の差があまりに大きいので、夜静かに聴くということが出来ない。それもまた聴く機会が少ない原因かもしれない。


チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出」

2023年11月21日 12時37分01秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日は何となくチャイコフスキーを聴きたくなって、「偉大な芸術家の思い出」(ピアノ三重奏曲イ短調作品50)を聴いている。
 ピアノはウラディミール・アシュケナージ、イツァーク・パールマンのヴァイオリン、リン・ハレルのチェロという組み合わせ。1980年の録音。
 チャイコフスキーより5歳年長のニコライ・ルビンシュタインが45歳で亡くなったことを悼んで作られた曲である。
 あまり聴くことはしていないが、忘れがたい旋律であることは確かだ。