セントの映画・小演劇・ミステリーあれこれ 100本

観賞数 2025年 映画 11本、 演劇 08本

梅田映画日記(10/16)

2007-10-16 22:14:28 | 書きとめ日記
ジャ・ジャンクーの映画「長江哀歌」がテアトル梅田でやっている。ジャンクーの映画は何となく見た「プラットホーム」からずっと見て来ており、何故だか好きな監督だ。美男美女が出るわけでもなくかといってただカメラの長廻しの多い、ドキュメンタリー風の青春回顧映画が多い。 今回はなんと主役が50前後の初老の妻を捜している男。16年音信がないという。もう一人の主役は2年間、こちらも音信不通の夫を探しているボトルで . . . 本文を読む
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題名のない子守唄 (2006/伊)(ジュゼッペ・トルナトーレ) 75点

2007-10-16 21:56:43 | 映画遍歴
トルナトーレ&エンニオ・モリコーネによる完成されたミステリーものだ。いや、トルナトーレがこんな謎解きものを撮ったということ自体驚きますね。 お話としてはかなり面白いけれども、見た後は何も残らない作品だ。まあ、僕が男だからそうなのかもしれませんが、女性側からだと母性的な何かをこの映画から感じ取るんでしょうか、、。 テーマ性は薄れ、かなり強引にサスペンスを強調した嫌いがある。しかし、流麗な音楽がそれを . . . 本文を読む
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長江哀歌 (2006/中国)(ジャ・ジャンクー) 70点

2007-10-16 21:17:47 | 映画遍歴
ファーストシーン、船の上の群像シーン、ゆったりとカメラが左から右へと流れる。人々の生き生きとした素晴らしい映像。と、一人の初老の男でカメラは止まる。男は暑いのか上着を脱ぐ。ランニング一枚だが着古されており、ゆるゆるになっている。男のぎりぎりの生活状態がわかる。 とうとうと流れる長江のように人の営みはゆるぎなく続く。映画ではダム建設のために水没しようとしている古都に家族を求めて探し回る男と女の二人が . . . 本文を読む
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