トルナトーレ&エンニオ・モリコーネによる完成されたミステリーものだ。いや、トルナトーレがこんな謎解きものを撮ったということ自体驚きますね。
お話としてはかなり面白いけれども、見た後は何も残らない作品だ。まあ、僕が男だからそうなのかもしれませんが、女性側からだと母性的な何かをこの映画から感じ取るんでしょうか、、。
テーマ性は薄れ、かなり強引にサスペンスを強調した嫌いがある。しかし、流麗な音楽がそれを助長し、映画を見ている間は画面にかなり目を凝らしてしまう。それだけ、面白い作品だということは出来るが、トルナトーレの今までの作品からは異色の作品となっている。
2点不可解な点がある。
まず、目的を達成するために廃人にまで至らせかけた家政婦への贖罪はどうなったのか。
もう一つは12年で9人の子供を生み、子供への愛情が9番目だけに集中した意味が嘘っぽいこと。どういう境遇にもとそういう悲惨な人生を送ったのか知らないが、9人も生みっぱなしの女性が一人の子供だけのためにそういうことをするはずがない。
まあ、ラストの二人の邂逅は感動的だし(でもこれも嘘っぽい)、2時間ずっとトルナトーレの料理に舌鼓を打っていたのは事実だから加点します。
お話としてはかなり面白いけれども、見た後は何も残らない作品だ。まあ、僕が男だからそうなのかもしれませんが、女性側からだと母性的な何かをこの映画から感じ取るんでしょうか、、。
テーマ性は薄れ、かなり強引にサスペンスを強調した嫌いがある。しかし、流麗な音楽がそれを助長し、映画を見ている間は画面にかなり目を凝らしてしまう。それだけ、面白い作品だということは出来るが、トルナトーレの今までの作品からは異色の作品となっている。
2点不可解な点がある。
まず、目的を達成するために廃人にまで至らせかけた家政婦への贖罪はどうなったのか。
もう一つは12年で9人の子供を生み、子供への愛情が9番目だけに集中した意味が嘘っぽいこと。どういう境遇にもとそういう悲惨な人生を送ったのか知らないが、9人も生みっぱなしの女性が一人の子供だけのためにそういうことをするはずがない。
まあ、ラストの二人の邂逅は感動的だし(でもこれも嘘っぽい)、2時間ずっとトルナトーレの料理に舌鼓を打っていたのは事実だから加点します。
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