予告編からは考えられない完成度の高い映画です。結構、飛行機オタクっぽい内容がてんこ盛りなんですが、映画の常道どおりの作り込みで、コメディタッチにしてあるものの、芯がびしっと効いているので思えば堅物のドラマでもあります。
最初から最後までANAの監修が入っていると言えるほど、そりゃあ見事なまで一機の飛行機の搭乗から着陸までの哲学を描いているのです。それを多彩な出演者で繰り広げているから観客にまんま . . . 本文を読む
大勢の女性観客を見て、何かほとばしる予感はあったんですが、、。
キモイ生物体が出現し、最後では臭いまでしまくるという感覚的にはついていけない映画でした。ルームシェアしている二人の女性が主人公なんですが、台湾でもかなり裕福そうな部屋に住んでおり、何か台湾と言うアジアの現実から遊離している感もないではない。
まあ、そんなことは置いといて、実に馬鹿馬鹿しいラブコメなんです。男二人の描き方も全く内面が . . . 本文を読む
3人が心に痛みを抱え現実から遠ざかり、何かを求めて或いは何かを忘れるために、どこでもない心の旅に出る。
どこかで見たことのあるような、決して新しいテーマではないんだろうけれど何か心に染み渡る砂漠の一杯の水のような映画であります。
主人公の若い男。映画の録音技師なんだが愛する人との別れが耐えがたく仕事もクビになってしまう。そんな彼は録音機一つを持って自分がいるべき場所を探し、自然音を録音して旅に . . . 本文を読む