劇団員が若干増えたと聞く。そのせいか、劇に広がりと深みが増していることに気づく。
相変わらず小さな会話の取り違えとかの会話の面白さ。脚本が今回も優れている。ぴーんと張りつめた空気にも親しみが感じられる。
観客と劇団が一体となっている証拠。その雰囲気がまるで他の劇団と違う。
何か、家族的なのだ。
いい和やかさ。
ほろりとさせ劇は終わる。荷物を預かってもらっていたので受け取ろうとするともう主役の俳優さ . . . 本文を読む
最近梅田より難波から心斎橋界隈を歩くことが多い。家から地下鉄がその線が便利ということもあるが、何か買い物をするのに難波の方が庶民的で買いやすいからでもあるのだ。
で、今日はちょっと遅めに家を出て、難波に出る。吉本前の大きな書店で時間をつぶし、日本橋に買い物に出る。それほど買うものもなく、近くの店でざるそばを食す。600円。安いです。
そこからちょい急ぎ足で歩き、シネポップでチャヌクの「渇き」を . . . 本文を読む
娯楽映画としても1級品の出来栄え。演出が映画にこなれているというか、次から次へと話が展開して行くので、観客はどっしり客席で素晴らしい映画空間を楽しめる仕掛けとなっている。
明るいのだ。警官をやっていたのも実の母親に会いたいがためであるし、家族思いで妻にぞっこんだった亭主役をかなぐり捨ててカミングアウトしたのも、大事故で瀕死の重傷を負ったため。
このようにこの後で大詐欺師になる男はすべて起承転結 . . . 本文を読む