今週は秀作を見る機会に恵まれる。映画作品の評価で、だいたい50~90点ぐらいの評価をつけています。85点、90点というのは僕の中では最高級の評価ということになります。
今週は5本見たが、そのうち85点が3作、80点と75点がそれぞれ1作づつ。これはある意味快挙です。今週だけで、今年のベストテンクラスの映画を何本か見たことになります。
「ハート・ロッカー」。今年のアカデミー賞作品賞。やっと見ること . . . 本文を読む
山岳映画には秀作が多い。それは生死を賭けた一瞬が我々に強く人生の意味を教えてくれるからだ。
アイガー北壁に登るまでの二人の男たちと、それを商業ベースに乗せようと画策する新聞社、そしてただ単に興味本位で彼らの登攀を豪華ホテルに滞在しつつ、見物しようとする富豪たち。丹念な演出は濃密な色彩と相まって緊密な映像を我々に提供してくれる。
初登頂がオリンピックの金メダル授与に値すると言われようが、アルピニ . . . 本文を読む