冒頭に戦争は麻薬のようなものである、と字幕が出る。さて、何なのかい、と観客は構えてしまう。このことに拘泥してしまう。そのうちそんな言葉の意味も忘れるほどサスペンス(と言っていいのかな?)の連続が続く。目が画面にくぎ付けになる。秀作なのである。
アメリカは今、徴兵制を廃している(兵役登録の義務はあるらしいが)。志願兵が大多数であるらしい。そして最近の不況下で、若者の志願兵は増加の一途であるという。 . . . 本文を読む
何を隠そう僕は【ガイ・リッチー】の映像、センスのある映画作り等などとても気に入っており、大ファンである。と言っても『リボルバー』一本しか見ていないのだが、、。しかし彼が監督をしているなんて、エンドクレジットまで知らなかった不甲斐ないファンではあります。
映像がいいね。最近見られない背景のエキストラ大勢の贅沢。カラスの思わせぶりな使い方。カットの速さ。特にセリフを読む暇もないほど早く、観客の頭脳を . . . 本文を読む
同人誌等に投稿した小説からある事件の本質を探るといった、ミステリーファンからすると最上級の期待を持たせるストーリー。しかも5編の散見してしまった小説はリドル小説風。
一ページを繰りながらワクワク感が募るが、そのリドル風小説がどうも読みづらい。難解というのではないが、短編とはいえ人工的だ。この部分が来ると面白みがなくなる。
でも、これはひょっとして僕だけのことなのか。通常のストーリー部分は軽く読み . . . 本文を読む