ヒューマン映画ですね。人の命をじっくり見つめた映画です。医療映画でありながらそこにきっちり仕事とモラル、階級とヒューマン志向との現実を描く。友情とは愛とは、そして人間と人間とのつながりを死を見据えたマクロレンズに写す。
通常よりゆっくり目の思考回路で考える医師の姿がいい。フラット思考なんだ。何でも原点に戻り考えようとしている。人の意見を拒否することもない。ただこういう人は(ひがみではないですよ) . . . 本文を読む
まあよくある少女テロリストものと言ってしまえばそれまでだが、監督が【ジョー・ライト】だけに一味違ったほろりと苦い快作となった。
そして主役は若き演技派【シアーシャ・ローナン】 である。布陣も【ケイト】を始め演技派をそろえている。これだけのスタッフ、どんな作品になるのかなと興味つかなかったが、さすが【ジョー・ライト】、そこらのサスペンス映画にはしていない。
まず、フィンランドの地球の奥深い秘境で . . . 本文を読む