セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2025年 映画 06本、 演劇 06本

世界侵略:ロサンゼルス決戦(米/2011)(ジョナサン・リーベスマン) 80点

2011-09-23 15:03:07 | 映画遍歴
これはすごい。2時間、ずっと続く至近戦の迫力が圧倒的。通常の大爆撃ではなく、ほぼ見放された部隊がたった7人でロスを守り切るという手に汗握る濃度の濃い戦争映画になっている。 映画的には最初から敵のエイリアンが姿を現さない演出が憎い。しばらく出て来ないのでかなり不気味なのだ。そしてやっと現れたら金属昆虫っぽい、それでいて人間に似たエイリアンだ。その数多数。キモイ。 よくこの小部隊で持つなあと穿った . . . 本文を読む
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サンクタム(米/2010)(アリスター・グリアソン) 55点

2011-09-23 11:51:11 | 映画遍歴
3D映画だそうである。あの、鬱陶しい眼鏡をずっとかけながら平板な映像を見ました。だいたい、この映画、3D映画である理由がまず分らない。2Dを無理やり3dにした感じがする。それに、J・キャメロンは製作の一部だろうが、、。 ということで、内容も平板。俳優陣も魅力なし。無理やり映画料金を取られた感もじわじわしてくる始末。確かに、洞窟の中はそれなりに美しいが、でもこれだったら沖縄の海の方がずっときれい。 . . . 本文を読む
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我らが愛にゆれる時(中国/2008)(ワン・シャオシュアイ ) 85点

2011-09-23 10:42:30 | 映画遍歴
なかなかの秀作。二組の夫婦の性格付け、心理状況が見事的確に描写される。骨髄移植のために元夫との駆け引きをしてまで娘を救おうとする母親と現夫との隠微な関係。元夫とスチュワーデスの妻との夫婦関係まで当然ながらぎすぎすしてくる。 この研ぎ澄まされた4人の心理劇はある意味ホラーとでも言うべきである。特に現夫が義理の娘のために仕事を内勤にしてまで尽くし、人工授精が失敗すると妻の肉体的提供まで看過し、もし妊 . . . 本文を読む
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