少女は親も見放すぐうたら性格。仕事にも精出さず、男との遊びだけはマメだ。そんな少女が映画に誘われ途中で強姦されたことから、忌まわしい田舎を抜け出すため都会に働きに出る。
縫製工場で働くも、ぐうたら性格は変わらず工場を即、クビになる。風俗に勤め出すが、すぐヤクザと同棲する。そのヤクザももめごとで殺されたあと、彼が貯め込んでいた金を見つけ男が行きたがっていたロンドンに観光旅行をする。そして、ツアーか . . . 本文を読む
人類が初めて宇宙に飛び立つという時代。その不安、苦悩、政治、、。映画はほとんど混沌とでも言うべき映像を連ね、登場人物の多彩さ、全体を霧煙る画面、前衛的な美術群を通して人間の存在を問うているかのようだ。読後感はただただシュールなる美。 . . . 本文を読む
【マイク・リー】の新作。そしてベルリンの銀熊賞。かなり期待して見る。冒頭の何やら軽やかな笑顔で自転車をこぐ決して若くはない女。まあ決して美人ではない。本屋に入り、店主に無駄話で声をかけるも無視される。外に出ると自転車が盗まれている。
でも、彼女、誰をも恨むことなく自転車にさよならの言葉をかけていなかったわあと楽天的。即、自転車から運転免許取得へと実行力も早い。30歳ぐらいの、ちょっと行き遅れ気味 . . . 本文を読む