久々のタヴィアーニ作品。そしてベルリングランプリ作品と来ればいそいそ映画館にも出かけたくなる。館内は年齢もさまざまな映画ファンが今かとその時を待っている風だ。
冒頭、(演劇の)ラストシーンからスタンディングオベーションに始まるスタッフと観客との感激シーンなど、盛り上がるシーンが映像に流れる。そして突如暗転しモノクロのオーディション風景が映される。それは6か月前のことであった。
俳優陣が決まる。 . . . 本文を読む
時代設定が最初よく分からず戦後(どの戦争?)のどさくさかなあとも思ったが、出て来る調度品から現代であることを知る。旧ソ連からポーランドへの逃避行なんだよね。逆だったら分かるような気もしたけれど、旧ソ連がこんなにひどい状況とは、、。
この映画にあまり関係ないんだけれど、駅構内にこれほど浮浪者がはびこる国があるっというのも驚くね。地域的にはベルラーシ辺りか。老人の誘いを振り切り、また若き新婚者から施 . . . 本文を読む