珍しく監督ではなく原作者ハイスミスものということで見るに至った作品だ。でもなあ、ハイスミスでこのミステリーごときはなんなんだ、驚き千番。50年ほど前の時代の雰囲気をただ楽しむ映画だったのかなあ、。
俳優はいいんですよ。3人とも芸達者で役割分担もさすができてる。3人それぞれ魅力満載。どんな心理合戦かなあと思っていると、これも大したことがない。
なんといってもハイスミスといえばどんでん返しの名手でしょう。それなのに、期待していたのに、ああ、なんということか、な~~~んにも、何にもない。
ミステリーなのに伏線も何もなし。いくらなんで見事最後にはこうだったんだろうというオチさえまったくない。ナイナイ尽くしでこれほどミステリー好きの僕を落胆させるハイスミスものは初めて。
原作未読なので何とも言えないが、これって本当にハイスミスものなの?(相変わらずしつこい僕)
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