余命6か月と宣言された仕事盛りの男の物語であります。子供は今度中学受験。奥さんはまだ若きそれなりの専業主婦。男は死後のことを考え、とんでもないことを考えてゆく、、。
ほんとに宣言通り、病魔はやってくるのだね。治療も何もしないでこんなにゆっくりと死がやって来るのならそれでもいいのかなあと思ってしまう。そうなんだ。抗がん剤やらの治療をするから大変なんだ。健康な部分までも抗がん剤は痛みつける。そりゃあ . . . 本文を読む
14人の男女。みんな若い。けれど明日で世界が終わるという。見た目は日常と変わらない。けれどみんな泣いている。ただ泣いているのだ。哀しいから泣いているのか。怖いから泣いているのか。分からない。
でも明日で世界が終わるからということで泣いているわけでもないようだ。存在の根源的な何かが突き上げてきているようなのだ。分からない。ただただ泣いている。
本編は世界の終わり。そしてそれぞれのエピソードがある . . . 本文を読む