深田晃司、早くも4作目にして一応の集大成映画とみる。今回は「西川美和+黒沢清」×1/2そして多少のパゾリーニ風(テオレマ)。だから、ホラーとしてみるもよし、心理映画としてみるもよし、罪と罰(神)を心底掘り下げた映画としてみるもよし。
あなたが映画ファンであれば、その蓄積からこの作品のどんなシーンからでも映画談議ができるほど。夫婦論。家族論。風のように現れた神ともまがう男の存在。
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石持の新作。最近は彼の作品を読むのがきつくなり始めていたので、正直こんなにさらりと一気読みをするのも久しぶりで、ほんと面白く、大切にいとおしく読ませていただきました。
1編が30ページぐらいの短編が6つ。館ものでも、従来の館モノではなく、その大きな館に吸い寄せられるように迷い人が入り込んでくる、、。
僕には全編、面白かったです。なんで、あんなほんの少しのデータから真相をすらすら読み解いてゆくの . . . 本文を読む