徳田ナオミさん、いよいよ独自線を勢いよく邁進する。今回はまさに「高年齢者の行き着くオアシスとは」という人類の避けては通れない命題に挑戦する、、。
300円のブレンドペチカコーヒー。小さな純喫茶店。そこには不思議とお年寄りが訪れる。大会社の社長風情男。うらぶれた汚れた長靴をはく男。性格が正反対に思われる女性の二人連れ。そして足がいかにも弱そうな老女一人。
マスターは若き清潔感のある男。そして清純 . . . 本文を読む
前作が面白く期待して読む。でも随分前に読んだので、雰囲気しか覚えておらず、当時はとても新鮮に感じられたものだが、最近はこういうミステリー形式はよく読んでいるので、前作ほどの感動には至らなかった。
途中で、警察学校いうというところは育てるというよりも、落としていくところでもあるのだな、と思うようになる。こんな教育を受けている警官がなぜ通常は愚直に感じられることもあるのか不思議でした。通常の人間だっ . . . 本文を読む
演りだおれは2回目の観劇。前回はスペース9で、別役ものだった。やはり若い人が演じる別役はフレッシュだった。
そして今回。えらく凝っている。舞台装置から、小道具まで、そして脚本が宇宙を背景にしているので話(というものもそれほどないけど)がどんどん広がってゆく。
星が止まってしまうとどうなるんだろう、、。宇宙の始まりにまでたどり着きそうな展開で、あの小さなウイングフィールドが一瞬プラネタリウムのよ . . . 本文を読む