母の死を、死後3年たった回顧展で一同が巡り合う家族の話です。
何だか1編の小説を読んだ感が強いですね。夫から見た妻の、長男から見た、次男から見た母親の思いはそれぞれ当然のことながら違っている。
死んだ後に発見されるおもがけない事実もそれもまたその人の真実なのだ。
夫は妻の不貞まで知ることになるが、それほど懊悩しない。ある程度気づいていたのだろうか、、。この夫が一番悩んではいないことに我々は気 . . . 本文を読む
この映画、実に面白く楽しく、しかし男である吾輩にはアッパーカットにも近いブローを胸にずしんと感じながら見終えました映画でもあります。確かにこれは男どもが気付かぬ間に(というか、気づかぬふりをして)じわじわと女たちがしっかりと力をつけて反撃に応じたレジスタンスでありますネ。おお恐い!
こんなに便利な世の中を駆け抜け、教育も男と同様に身をつけた女性たちにも、明治以降男どもにあしざまに押しつけられた屈 . . . 本文を読む