何か不思議な映画なんですよね。音痴のソプラノ歌手のカーネギー公演を達成するまでの逸話なんですね。普通こういう話だったら結構退屈するはずなんだが、意外と最後まで一気に見てしまった。
それは、要するにこの作品の秀逸さを証明しているのだが、やはりそれには二人の名演もありますが、フリアーズの職人的な名演出に負うところが多いのは言うまでもないだろう。それほど素敵な映画でもあります。
しかしなんか不思議な . . . 本文を読む
原作を読みラストの2,3ページで号泣してしまった映画版であります。もうそんなことはすまいと思っていたのに、今度は途中から泣き通し。これはホント珍しい。
どうしても主人公と自分を比べ、そして思い起こすんだよね。僕だったら、どうするかって、、。
そうすると、自分が死ぬのは仕方がないとして、そして死の意味、死後のことなんかで思い悩むんだったら、家族が幸せになる方法を考えるこの映画の男性に、何と大いな . . . 本文を読む
レディースディ、客席は女子高生ばかりと少々一抹の不安を感じながら見た映画であったが、それは見事的中する。
先日「君の名は」でさっぱり感動しなかった我にかなりショックを感じたものだが、この映画はそれとはちょっと違うのだ。作品の出来がかなりひどいのではないかと思うのであります。
まず、主役の二人の根本的な哀しみがまず分からない(説明がほとんどない)。(どうして二人は惹かれるのかはそれはいい。男と女 . . . 本文を読む