彼女がパリに行ってしまうので本屋でフランス語を勉強するけなげな男が主人公。でも、特にハンサムでもなくそこらに一掃されるかのようなモヤシ男風情だ。でも、このキャスティングがいいのだな。新鮮で素晴らしい。
対する、書店に勤める女の子。とてもチャーミングで目立つほど。男の子とは好対照だ。けれどこの女の子、何故かモヤシ男を好きになり、台北の真夜中の一夜のエピソードを紡いでゆく。
そこから出てくる登場人 . . . 本文を読む
somewhere over The rainbow「虹の彼方に」というすぐ口ずさむ歌があるけど、この映画は「どこか」というだけで、現在いるところは虹ではなさそうだ。
冒頭、同じ道路をぐるぐる3~4周まわる高級車。何分間か、観客はそれだけを見させられて忍耐力を養わされる。苦痛の時間。やっと、止まって降りて来たと思ったらロングショットで中年風のサングラスのくたびれた感のする男が一人。
男は疲れ切 . . . 本文を読む
青森の蕎麦屋の話である。明治時代に屋台から店へと設立した苦労話。そして、4代あとの息子が学校を卒業後も不安定な仕事で日常を紛らわしている。そんな明治と現代を対比させて映像は流れるが、、。
主役の【藤森】君には悪いけど、 明治も現代も【中田】君でよかったんじゃないかな。もちろん出番の多い【藤森】の方が演技的にはあらが目立ってしまうのは仕方ないにせよ、セリフの言い回しが漫才的で軽い。でもこれは演出の . . . 本文を読む
何となく予告編から見るに値しない映画だなあと思いつつ、【吉高】ファンである吾輩は仕方なしに彼女の久々の主演映画を見に行ったのであった。
そして、冒頭からまるで少女マンガのような設定と展開。なんじゃらほい、と距離を置き、イマドキノ女性の心理を観察するには持って来いの映画だワイ、と最初はお高く止まっていたのだが、そのうちだんだんと画面ににじるようになっていく自分に気づく。
まあ、こんなセックス付き . . . 本文を読む