鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

牧園のエドヒガン

2007-03-23 | 植物
霧島市の妙見温泉から、県道犬飼霧島神宮停車場線を霧島神宮のほうへ車で5分くらい走ると、左に和気神社、右に犬飼滝があります。
和気神社の入口、県道脇にエドヒガン(江戸彼岸)があります。
別名、アズマヒガン、ヒガンザクラ、ウバヒガンともいいます。


エドヒガンは、本州、四国、九州の山に自生する桜で、ヤマザクラと同様、巨木になります。
ただ、数が少なくあまり見ることができません。
ここ、霧島市牧園町(旧牧園町)では、犬飼滝の下流400m左岸とこの場所に2本のエドヒガンを確認したのですが、下流のものは平成5年の豪雨で倒れてしまい、これだけが残っているそうです。

巨木というほどではありませんが、それでも樹高20m近くあります。
ヤマザクラと異なり、葉が出る前に花を咲かせます。
ヒガンという名は、彼岸のころ咲くからついたそうですが、撮影日は3月21日で、まさに彼岸に満開に咲いていました。
薄いピンクをしており、ヤマザクラとはまた違った美しい桜です。

和気神社には、珍しい白い猪がいますが、それは明日紹介します。
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