鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

レンゲソウ

2007-03-29 | 植物
一面に広がる黄色い菜の花、田んぼを赤紫のじゅうたんで埋め尽くすレンゲソウ・・・
これらの風景はかつて日本のどこでも見られ、日本の原風景といっていいものでした。
いずれも少なくなりましたが、最近少し復活してきています。
菜の花は、本来の菜種油を取るためではなく、景観や観光用に植えられています(いぶすき菜の花マラソンの菜の花など)。

レンゲソウ(蓮華草)は、正式名はゲンゲですがレンゲソウの方がなじみがあります。

あちこちの田んぼでレンゲソウが咲いています。
景観用としてではなく、本来の肥料用として植えられています。
レンゲソウなどのマメ科の植物には、根に根粒菌がつき、これが空気中の窒素を固定するので肥料になるのです。
しかし、美しい日本の景観としても優れています。


ミツバチがレンゲソウの蜜を求めて飛び回っていました。

 岸に咲くゲンゲやゲンゲ草錦

これは回文の句で、下から読んでも同じです。
コメント
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