最初にワープロなるものが出現したとき、このようなものが普及するとは思えなかった。
同音異義語が多い日本語で、変換の手間が大変だからである。
事実、出始めのワープロは誤変換ばかりで、入力より変換のほうに時間がかかった。
最初に使用したワープロはキャノワードというワープロ専用機だった。
この頃は、書院、オアシスなどというワープロ専用機花盛りだった。
フォントの種類も揃っていなくて、全角のほかは倍角と4倍角があるだけだった。倍角は、横に倍伸びるだけだった。
その後、パソコンのワープロソフトとなり、一太郎を使用するようになった。
一太郎は、なかなか使い勝手のいいソフトだったが、やがてワードに席巻されてしまい、今はワードを使用している。
変換の問題も技術が進化し、小まめに単語登録をしておくと、90%くらいの割で正しく変換される。
ただし、日本語の性格上、誤変換は避けられない。
作家の中には、変換のたびに思考が中断されるのを嫌って、手書きにこだわっている人もいる。
書くリズムを大切にする作家ならではであろう。
誤変換にもいろいろあるが、○○など作成すると書こうとして、「○○とうさくせい(等作成)」と入力すると、○○倒錯性と変換され、いきなり倒錯した性の世界が現れ、私としては
「おいおい、ワープロ君、そこまで気を回さなくていいよ」
と言いたい。
同音異義語が多い日本語で、変換の手間が大変だからである。
事実、出始めのワープロは誤変換ばかりで、入力より変換のほうに時間がかかった。
最初に使用したワープロはキャノワードというワープロ専用機だった。
この頃は、書院、オアシスなどというワープロ専用機花盛りだった。
フォントの種類も揃っていなくて、全角のほかは倍角と4倍角があるだけだった。倍角は、横に倍伸びるだけだった。
その後、パソコンのワープロソフトとなり、一太郎を使用するようになった。
一太郎は、なかなか使い勝手のいいソフトだったが、やがてワードに席巻されてしまい、今はワードを使用している。
変換の問題も技術が進化し、小まめに単語登録をしておくと、90%くらいの割で正しく変換される。
ただし、日本語の性格上、誤変換は避けられない。
作家の中には、変換のたびに思考が中断されるのを嫌って、手書きにこだわっている人もいる。
書くリズムを大切にする作家ならではであろう。
誤変換にもいろいろあるが、○○など作成すると書こうとして、「○○とうさくせい(等作成)」と入力すると、○○倒錯性と変換され、いきなり倒錯した性の世界が現れ、私としては
「おいおい、ワープロ君、そこまで気を回さなくていいよ」
と言いたい。