鹿児島市の錫山自然遊歩道を歩いた後、錫山鉱山跡の史跡を訪ねました。
錫山小中学校の裏山に、女郎墓があります。右の階段を登ります。
女郎墓です。以前はヒノキ林で薄暗かったですが、今は伐採して明るくなっています。
繁栄した鉱山には、たいてい遊郭がありました。そこの身寄りのない女郎さんの墓です。
お地蔵さんのようなものが彫られています。
奥にも、碑と墓があります。
公民館の横を通り南へ行くと、道路脇に錫鉱発見の地があります。
錫鉱発見の地の案内板。
碑や石灯籠が建っています。
「錫鉱業元之地」の碑。
石灯籠と石碑。
この石灯籠には、文政九年(1826年)七月吉日の文字が彫られています。
石碑の後ろです。小さな穴がありますが、坑道跡でしょうか。
近くには、コンクリートブロックでふさがれた坑道入口があります。このようなものは他にもいくつか見られます。
次回は、湧上抗と露天掘り跡を紹介します。