肝付町内之浦にある小田の楠(くす)を紹介します。
道路より一段低いところにあります。
小田の楠の全容。大きく枝を広げています。
根回り:15.5m
樹高:25.0m
樹齢:約400年
下部。下から大きく枝分かれしています。
前の写真の右から見たものです。
根元。この楠は小田川の右岸にあり、たびたび洪水に見舞われました。昭和13年の洪水で2~3m埋まったそうです。
地中には、もっと大きな樹幹があることでしょう。
横に張り出した枝は、支柱で支えています。
修復された跡があります。
言い伝えによると、景行天皇が熊襲親征の際ここに一泊し、忘れた楠の杖が根付いて大樹になり、一度枯れてから萌芽が出てこの木になったそうです。