芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

K's工房個展

2008-06-24 23:07:10 | Weblog
K's工房個展(24~29日)
「ゆりの木」(JR中央線国立駅南口)
 本日渡辺和枝さんの陶芸展示会に行ってきた。
 一昨年の作品展示会に以来なので、はや二年ぶりということになる。
 前回購入したコーヒーカップは私のお気に入りで、鬼怒川の別宅で使用している。
 オベンチャラをいっても仕方ないので本心を述べるが
 本当に自然に囲まれた環境のなかで使用するコーヒーカップは自然に調和している。
 使い込むことで色合いも変化してきた。
 コーヒー豆専売店で苦味と酸味のバランスのとれたお気に入りのコーヒー豆を気に入った焦げ目が付くまでローストしてもらう。
 その香りは大変強く袋を開けた瞬間に部屋一面がコーヒーの香りで包まれる。
 お気に入りの場所で、
 お気に入りのカップに、
 お気に入りのコーヒーを入れて飲むときの至福の幸せがある。
 陶芸家である渡辺さんが言われたように作品は日常の品として使用させていただいている。
 社会学において「場によって演じる」とか、
「仮面をかぶる」という表現で違った自分を演じる、
 ということもよく言われていることかと思う。
 今日の作品を見てつくづく思うのだが、
 陶芸家を含めた芸術家の作品は、陶芸家を演じているわけではなく、
 陶芸家の純粋なる心の底からの感覚が作品となっているように感じられる。
 大量生産で作成される工業製品のように決して形が良いわけではない。
(ゴメンナサイ)
 でもすごく作品が訴えかけてくる。なぜだろう。
 それは素人の私でもわかる位に作者の思い入れと手間が感じられる。
 決して自宅にコーヒーカップが無いわけではない。
 ヨーロッパの貴族ご用達であると思われるいただき物の高級ブランド陶磁器も使用しているが、それは来客用だ。
 しかるに来客が殆ど無い我が家のコーヒーカップは新品同様である。
 なお、今回購入したカップも前回のモノと同様にクールだ。
 これも鬼怒川に置いておこうと思う。

 「近いうちに、ぜひ河口湖に遊びにいらっしゃい。」
 その言葉に甘えて是非河口湖の工房におじゃまし、陶芸体験をしてみたい。
 もっとも日頃疲弊している私の心からの魂を形にできるかどうかは不安であるが・・。

 
コメント
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