フェイスブックを積極的に活用しているわけではなく、
「ジャストルッキング」している私です。
ところで先日、卒業生からフェイスブックにメッセージが2通届きました。
結論から言うと前者は「恐怖」、後者は「ハッピー」な出来事の発端でした。
まず、最初に届いたメッセージは勤務校で初めてクラスの副担任をした時の生徒です。
探りを入れながら、私がS高校の実物であるかどうかの確認がありました。
「久しぶりですね」との返信をしたのが悪夢の始まりでした。
数回のメッセージのやり取りをした後。
しばらく、ほっといたところ・・。
朝、昼、夜と絶えまなくメッセージが送られて来るようになってしまいました。
内容は「おはようございます」「お返事いただけないのですか?」などなど。
通常のメッセージ内容なのですが、
其の回数の多さに恐怖さえ感じられました。
届くたびのメールの確認作業が発生。
対応に困りました。
どうしたらよいか分からないのでネットで対処法を検索。
結論から言うと、
彼女からのメッセージを受け取らないようにブロック。
「私の初恋の人なんです」などのメッセージも送られてきていましたから
昔の憧れの気持ちは、今回の私の対応で嫌悪に変わったとも思われます。
この年になって羨ましいと他者から言われそうですが・・。
恐ろしい~話です。
現住所や電話番号などの個人情報を彼女に教えなくて良かったとつくづく思っている私です。
次に届いたのは私が中等部で担任をしていた生徒からのメッセージでした。
ちなみに、30年以上の教員経験がある私ですが中学生を担当したのは唯一、一回だけということもあり、とても印象深いクラスの生徒Kからのメッセージでした。
内容は当時のクラス仲間6名が集い食事会をやるのですが「参加していただけませんか。」というお誘い。
実は、3か月ほど前にメッセージの送信者Sには偶然に学校の最寄駅で再会しました。
大学病院勤務看護師という仕事を辞めてオーストラリアに留学することを語っていた彼女。
パーティーはメッセージ到着後の翌々日という突然のお誘いだったので。
参加しようか、どうしようかを迷ったのですが・・。
当時を懐かしんで声をかけてもらうだけありがたいかもしれない気持が勝り参加してきました。
当時の中学2年2組は生徒19名。
私は突然に中学に派遣された驚きもあり、
いまだに当時の生徒全員のフルネールを覚えているクラスでもあります。
パーティーはオーストラリアへ向けて出国前のSに対する激励会が主目的でした。
ガングロ化粧を引きずり派手な化粧のY。
既婚者のKとE。
製薬会社でMRをやっているA。
私のネクタイを引っ張ることを好んだアパレルに勤務するS、建設資材メーカーのY、ドコモのAなど
各自の仕事はそれぞれですが
一同が集うとあの時の顔、
そして彼女たちは中学時代のそのものでした。
「若い女の子たちに囲まれてよかったわね」
と帰宅後のパートナーの冷めた一言に
ただただ、「ちがうし・・」と返答した私でした。