先日、お台場の東京テレポート駅側のTGGに行って来ました。
その施設は、大江戸温泉物語の目の前にあるビル内の2階と3階にありました。
TGGとは東京のお台場にできた小学生から高校生までが学ぶ英語学習スペースです。
福島県に神田外語がやっているブリティッシュヒルズという英語村があります。
TGGはそのブリティッシュヒルズ+キッザニアという職業体験施設を兼ね備えたような英語学習施設です。
料金は都内生の場合、半日で一人2400円。
都外生は3500円。
この料金の違いからも、東京都がこの施設に出資していることがわかります。
TGGには学研、市進、博報堂など5社が出資。
建物は東京都が用意して、運用は学研や市進が行なっているようです。
ビルの2階と3階が学習ゾーンです。
私たちの団体はプログラム1と2を事前に選択しました。
8名の生徒に1人のイングリッシュスピーカー。
プログラム1では理想の街を紹介するグループワークでした。
プログラム2ではアトラクション。
飛行機の機内を模した教室で、ANNから寄贈された飛行機の椅子に座り、
機内で発せられるようなシチュエイションカードが配布されて、それに則っての発話練習がされていました。
その他のアトラクションはレストランを模したスペースで店員と客とのやり取りなども英語でなされていました。
私たちの団体は、当日は行きませんでしたが、ホテル、旅行会社、薬局、病院などの本物そっくりの“場“が用意されて、実践的な英会話学習が行えるようになっていました。
まさに私たちの時代には考えられないような学習施設です。
館内には140名ものイングリッシュスピーカーがいるのです。
わずか、半日、わずか1日の実践的な英語学習で英語ができるようになるとは思えませんが、生徒たちとの会話練習において、褒めまくる先生たちに英語の面白さを動機付けられる可能性はあると思います。
特に、地方の学校が東京に修学旅行にくる際に、
お台場での英語学習も旅行行程に入れることで遊びと学びとして記憶に残る修学旅行になるかもしれません。
当日、一つ面白いことがありました。
それは、私の勤務校の生徒はセブ島での英語学習プログラムに参加しています。
夏休み中2週間のセブ島での英語学習前に、オンラインを利用して渡航前に数回、現地の先生方とのマンツーマンレッスンを受けた生徒たち。
その生徒たちは現地の先生とはネットを通じて既に顔見知り。
現地での有意義な2週間の英語学習をしたようです。
そこで、驚きなのですが、
な、なんとセブ島にいた先生たちの7名がTGGの先生として眼前に現れたのです。
生徒は意外な場所での再会にびっくり。
その理由は現地校と本校との間で、セブ島留学斡旋をしているのが学研。
その学研はTGGの運用に携わっているということもあり、セブ校から7名の先生を招聘したそうです。
一般にも、近い将来には講座を開校するそうです。
お台場留学してみませんか?