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『コロナ禍における学校へのクレームなど』

2020-06-02 07:07:07 | Weblog

東京も非常事態宣言が解除されました。

約3ヶ月ぶりに生徒の登校が分散ではありますが再開されました。

いわゆる学校の日常に戻りそうです。

 

クレームの数も日々増加傾向にあります。

登校にあたっては自宅での検温とマスク着用を義務付けています。

しかし、近隣からは「マスクを付けていない生徒がいる」と言うクレームの電話。

27度を超える気温ではマスクを外したくなる気持ちもわからないではありませんが、クレームに対しての素早い対応をとるのが近年の学校です。

全校放送でマスク着用の注意に加えて、登下校時に最寄り駅から50m置きに教員を配置して、マスク着用の徹底と整列歩行を促しています。

教員はマスク着用に加えて、フェイスシールドも着用しての対応です。

顔だけは痩せるかもしれません。

 

近隣からは別のクレームも言われています。

約3ヶ月間、生徒の登下校の無い静かな日常を経験した近隣住民は生徒たちの元気な雑談を含む登校に耐えられないようです。

3ヶ月前までは午前8時前には全生徒の登校が完了。

朝ドラでも見ていれば、登校字の騒がしさは気にならなかったのです。

しかし、コロナ対策としての9時と13時の2回に分けての分散時差登校の実施。

それは、住民にとってはうるさい時間が2回、さらに下校時刻も分散されていますから1日に4回もうるさいと感じるのです。

先日も、町の代表者が来校し通学路の変更を訴えてきました。

本当に大変な世の中です。

 

クレームといえば、保護者からのクレームは生徒の自宅待機中にも頻繁にかかってきました。

それは、朝起こして欲しいと言う依頼です。

親も在宅勤務をしているので、子どもがいつまでも起きてこないことに我慢ができなかったようです。

朝の定刻にズーム朝礼をして欲しいと言うのが何名かの保護者からの強い要望でした。

クラッシーと言うベネッセのアプリを利用して毎日の学習記録(含むその日の振り返り)をとることで生徒と教員とのやり取りは実施していたのですが、それでは気に入らないとのクレームでした。

5月半ばからは、ズーム朝礼、ズーム面談の実施。

オンデマンド教材作成にも多くの時間を要しました。

質問があるとそれにも直ぐに対応。

非常事態宣言の解除によって生徒は登校する。

やっとでオンデマンド教材作成から解放されるとの思いも糠喜びでした。

三蜜回避を目的とした分散登校により、クラスが2分割となります。

二週目には午前登校、午後登校の入れ替わり。

同じクラスに対して授業を2回やることで進度が遅くなります。

さらに、自宅での学習者にはオンデマンドの特別教材を準備して下さいとの指令。

スーパーマンでもなければできないような作業となりそうです。

どうしましょう。

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