先日、初のオンライン飲み会に参加しました。
飲み会とはいえ、真面目な研究会をズームで実施したのですが。
毎回感じますが自分とは異なる業界で働く人たちとの交流は得るものが多い気がします。
Nさんはネット販売に重きを置く化粧品業界に勤務しています。
報道によると1月から3月の資生堂の純利益は96%減とのことです。
彼の勤務する会社の売り上げも大幅にダウン。
在宅勤務により女性が化粧をしないことに加え、 マスク着用で、ルージュを付けないのでマスクで隠れる部分の化粧品売り上げが大幅にダウンとのこと。
その落ち込みは半端ないそうです。
彼は警戒が解除されても、全社員が未だに在宅勤務中。
研究部門だけが通勤しますが、殆どの従業員は在宅勤務だそうです。
皆が通勤しなくても業務が成り立つことが証明されてきたので近々本社ビルの一部を賃貸に出すそうです。
Wさんは内幸町に社屋を持つ社長さんです。
彼によると緊急事態宣言が解除されても3割位の企業は在宅勤務を継続しているそうそうです。
コロナ以前は月に数回、全国から本社に集まって会議を行っていた企業は会議をネットに置き換えたそうです。
今までは、前日から泊まり込みで地方から会議を目的に東京に出張。 会議に出席してもロクに発言もしない。 そんな対面での会議が廃止され、会議参加を目的とした出張もなくなっているそうです。
余計な出費、余計な仕事、そして余計な人がカットされているようです。
この数年で、都心の貸しビルは20から30%は空きになるのではないかと彼は予想しています。
ネット会議の普及で本音を言わないで建前を重視するような古い形式の会議は大きく変わるかもしれません。
私の勤務校では、生徒面談や自宅待機中の朝礼はズームで実施するのですが「職員会議」は一度もネット利用はありません。
そればかりか緊急事態宣言発令中は、いくつかの○○対策特別会議が設置されリアル対面会議で忙しい日々を送っていました。
それは直接会って会議をした方が、ネット会議よりも質の高い会議になるとの上層部の判断によるものです。
私の考えはありますが皆さんはどう思われますか?