世の中はゴールデンウイーク期間中です。
でも、私の勤務先は暦通り。
勤務したり、休みだったりと体が慣れない日々が続いています。
今のメインの仕事は旅行準備です。
その旅は5月連休後に、高校3年生300名を引率して東日本大震災の被災地を訪問する旅です。
具体的に行っている仕事は大浴場を使用するクラスの時間帯を決めたり、クラスごとに訪問するコース内容を決めたり、帰りの新幹線での途中下車の引率者を決めたりと忙しい私です。
300名が食事する場所として南三陸の海岸を提案してくる旅行業者。
それに対して、雨がふったらどうするか?
寒かったらどうするか?と問題点を次々に指摘する私。
300名が座って昼食をとるにはホテルの宴会会場しかなく、昼食時間が14時になってしまっている現状・・。
さて、この連休中の登校日を利用して、映画鑑賞会を企画しました。
その映画は「有り、触れた、未来」https://arifuretamirai.wixsite.com/homeという、全国公開中の作品です。
まだ、劇場公開中なのですが、映画監督の計らいもあり特別に本校生徒とその保護者のためだけの上映会を実施していただけることになりました。
なんと、子どもの日がある5月は全国の映画館で無料上映会を監督の意向で実施されてもいるのです。
さて、私は特別上映映画実施のための裏方として様々なことを準備してきました。
1000名も入る公的なホールを数ヶ月前に予約しました。
舞台管理の会社の方と何回か打ち合わせをしてきました。
例えば、ワイヤレスマイクの数、映画上映用のスピーカーの借用などです。
今回は、映画鑑賞後に特別イベントも企画しています。
それは、映画の内容を絡めてのトークイベントです。
イベントでは原著者の斎藤先生他、山本透監督、その他映画に出ている若手俳優10名が参加して生徒たちとの討論会も実施するのです。
人々のつながりや、苦悩からの立ち上がり、そして「生きていく」という映画内容は、東北被災地の旅の実施目的と合致しています。
このイベントを成功させて、実際に東北の地(東松島、石巻、南三陸)を訪れることに意味付けしたいと思っている私です。
追伸:5月13日、14日の日本橋三越劇場での無料上映会の申し込みがまだできるそうです。https://arifuretamirai.wixsite.com/home/kodomojo-ei