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『看病2』

2012-08-14 07:07:07 | Weblog

先週のウェブログの総数は過去最多。

書いている本人が驚きである。

 

さて母の状態は幾分良くなり始めた。

見舞い患者が同席する場合には、

病室から車いすにのって談話室まで移動していいほどになってきた。

食事も半分食べれたり、

全部食べたりと日によって違うようだが、

快復し始めているのではないかと思われる。

2日毎に、静岡を訪問していた私だが、

一週間以上実際の対面はしていない。

その理由は、どうしても抜けられない高3の夏期講習期間があったからだ。

地元に暮らす兄弟にも

病変が急変しても帰れない一週間となると告げて望んだ講習でもあった。

兄弟には、とにかく毎日病状報告をよこすように伝えてあった一週間。

御陰さまで何事もなく終了した。

お盆の時期に兄弟が母の看病に当たり

その後、私が母の面倒を見るつもりだ。

 

明日、医師から3回目の病状報告があるそうだ。

素人として考えた場合に、

母は退院に向けて病状が回復しているようにもみえる。

しかしながら、そこもまた問題があるのである。

それは、病院と介護施設の「間」の問題。

病人は、老人ホームにはいられない。

病院のような十分な対応ができないからだ。

快方に向かっている老人は老人ホームでは引き取らない。

食事が完全に食べれるということが条件だからだ。

一般病院は、快方に向かう要介護支援老人を他の専門の病院に移そうとする。

そこは、老人ホームと一般病院の間にある場所である。

いわゆる療養型病院。

都内の総合病院に併設された療養病棟にかつて義母もお世話になったが、

そこは医療行為もあり、リハビリ訓練もある施設だった。

間となりえる有り難い施設だ。

しかしながら、

どうやら私の実家のある静岡にはそのような病院が少なく、

転院するのも大変なようだ。

 

かつて担当医と話した時、彼はこんなことを言っていた。

「一ヶ月ほど、点滴をして・・、その後は栄養を鼻から又は胃から直接入れて延命ができるような病院への転院を考える可能性も出てくる」と。

御陰さまで、病状は回復しつつあり胃に直接栄養チューブを突っ込むことはしなくて良さそうだが、このまま一般病院にいると歩けなくなってしまいそうだ。

例えば要支援要介護を受けているような入院患者がトイレに行く事を考えると現場の看護師の手がたりない。

本人は、トイレに行きたいと言っているのだが何時も紙おむつをしたままにされて、ベッドに寝たまますることを促されている。

地方の療養型病院は、市内から外れた遠い場所にあったり、山の上に遭ったりするそうだ。

私がかつて目にした療養病棟は、かなりリハビリ施設が充実していて午前中は、リハビリが義務づけられていた。

静岡の療養型病院は、どうだろうか?

仮に半分以上の患者が口から物が食べれず、

胃にチューブがささったままベッドに寝ている病院への転院推奨では考えてしまう。

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