最近、日中は、保護者同伴での買い物を楽しむ子供たちや公園や学区周辺の道路で遊び子どもたちの姿を見ることが多くなってきました。
その光景やそれらの話し声は昭和時代当時のような日中の出来事にも感じられます。
自宅にじっとしていられない子どもたちは、公立小学校の校庭開放を利用して集って遊んでいます。
例えば、月曜日は6年生のみ校庭で遊んで良いとの連絡が各家庭に行くそうです。
すると、当日の校庭はほぼすべての小学6年生が集まってしまうそうです。
なぜならば、子どもたちがグループラインを活用して互いに集うことを誘いあっているからだそうです。
近々、新学期からの学校再開に向けての文部科学省の方針が発表されるようです。
勤務校も政府の方針に従って行動方針を発表すると思われます。
さて、大学はいち早く新型コロナウイルス対応について公表しています。
1)入学式の中止と授業開始日の繰り下げ
慶應義塾大学の授業開始は4月30日、明治大学は4月22日、上智大学は4月27日、明治学院大学5月11日との発表がありました。
多くの外国人入学生が4月に来日して14日間の自宅待機。
その後の授業開始時期となりますので4月下旬は適当だと思われます。
知人の勤務する大学は4月30日授業開始で前期12回と授業回数を減らすそうです。
(本来は15回)残りの3回分は課題などで代用するそうです。
2)遠隔授業
国際教養大学は春学期のすべての授業を遠隔授業にすると発表しました。
韓国の大学は3月開始。
2週間だけですが、すべての授業はオンラインで実施したようです。
最も困ることは、そのような授業スタイルや授業準備に慣れていない年配の教員だそうです。(すごく同感)
3)新型コロナウイルス対策
岐阜大学がウイルス対策を発表しました。
その内容は満員での講義は実施しない、教室収容学生割合を60%に抑える、講義中は30分に1回の換気を行うというものです。
私は思うのですが、出席を取らなければ講義は満席にはならないでしょうし、30分すぎの途中退席を換気も自然に行われると。
4)海外研修の実施
梅光学院大学の80人が留学先のマレーシアで隔離生活をしているそうです。
この時期には語学研修などの海外研修旅行を多くの大学や高校が計画していたはずです。
台風などで旅行が実施できない場合には旅行保険が適用されてキャンセル料金はかからないのですが、
新型コロナウイルス関連の旅行中止は旅行代金の半額程度キャンセル料がかかるそうです。
海外旅行中止の場合、全額のキャンセル料を学校がかぶる場合もありますし、半額を旅行予定者に求める学校もあるようです。
キャンセル料も視野に入れながら実施の可否を直前まで悩み、強行実施してしまったのだと思います。
5)閉ざされる大学
上智大学の魅力は国際的であることです。
であるのに交換留学生、外国人特別研究生、聴講生など非正規生の受け入れを中止するそうです。
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