「汚染水」と発言した大臣が非難されていました。
「処理水」が正解とのこと。
このような言葉での言い換えや過度な反応は政府が印象操作を行おうとしているのではないかと疑ってしまう私です。
第二次世界大戦に負けたのに「敗戦記念日」ではなく、「終戦記念日」にこだわるわが国。
岸田首相は、「風評」被害対策として300億円の基金を創設しました。
安心、安全な水であれば、どちらでも良いのではないかと思うのですが・・。
トリチウム以外の放射性物質も基準を超えて残留しているらしいのです。
基準値を超える残留物も2次処理をして基準以下にするといっていますが、まだ国民を納得するような説明ができていないと思ってしまいます。
・国際的な安全基準に合致すると国連が保証したように報道するニュース番組。
・海洋に放出されるトリチウムだけのデータ比較をして、それを報道するテレビニュース。
・岸田首相が福島でとれた魚を美味しそうに食べるシーンを放映する岸田首相。
(かつてはカイワレ大根を口いっぱいにほおばっていた首相がいました)
・中国が日本産海産物を輸入禁止にしたことをしきりに報道するニュース番組。
(ホタテが売れないと嘆く漁師)
このような薄っぺらな報道がされることで、逆に疑いをもってしまう私です。
それは、海洋放出した水に含まれている放射性物質が海底に堆積することはないのだろうかという疑問があるからです。
今までも、何かあると必ず、「想定外」を繰り返してきた政府ゆえに疑ってしまうのは当然なのではないでしょうか。
まったく問題ない原発処理水ならば、東京湾に放出しても良いと思うのです。
原子力発電所自体を皇居周辺、都内、首都圏に建造しないと同じように汚染水も東京湾、相模湾、駿河湾などへの放流は今後もしないと思います。
それは人口も多く、反対票も多いからです。
処理水問題も貯蔵タンクが足りないので放出は喫緊の課題ではありますが、そもそも原子力発電所をどのようにしていこうかという根本的な問題が先送りされています。
2011年の大地震から10年以上も経ってしまいました。
原発が危険であることの意識が薄まり、国民が忘れるまでとりあえず10年間、政府はその是非について放置したままにしたと思ってしまうのです。
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