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『新型コロナウイルスと学校休校』

2020-03-03 07:07:40 | Weblog

全国の小中高等学校を休校にするという安倍首相の突然の要請。

子供たちを想っての要請なのか。

支持率回復へのカードなのか。

それともオリンピックが中止されないようにする最善の手立てなのか。

本当の意図はわかりませんが、教育現場が混乱している事だけは紛れもない事実です。

実際に国の要請に応じてほとんどの学校が3月2日から休校になります。
春休みの前倒しに応じて修了式を既に実施した学校もありました。
5月末までに新型コロナウイルスが日本国内で収束しなければ東京オリンピックは実施できないというIOC委員の発言があってからの急な政府の対応ですから、

どうしてもその意図を勘ぐってしまいます。
私の勤務校では予定されていた学年末考査が急遽中止になりました。
テストが無くなり喜ぶ生徒もいましたが、今回の試験に向けて十分な準備をしてきた生徒はがっかりもしていました。

来学期に向けてロッカー内の私物持ち帰りの指示も生徒に出されました。

他校の場合、聞くところによると区立小学校も大慌てだそうです。
今の現状は共働きがおおく、兄弟が少ない世帯がほとんどです。
今回の要請で小学校低学年の生徒も登校が禁止。

自宅でいるようにという指導がなされているそうです。
しかしながら、親は働きにいっていて、しかも家には兄弟もいない。
小学生と言えども低学年の子どもは一人では留守番は出来ないのです。
そこで、小学校としては学校への登校は禁止。

しかしながら学童保育(スマイルスクールと呼ぶ場合もある)には朝から登校しても良いとの指示が出ているそうです。
でもその学童という居場所に対して平常よりも多くの児童数。
それでは通常の教室よりも狭い場所。

濃厚接触感染の危険がどう考えても高まりそうです。
放課後の児童を預かる学童保育の職員は放課後からが勤務時間です。

よって、急な要請に対して朝から働くことができる指導員は少ないのです。
そこで校長の命令で朝から放課後までの時間帯は小学校の先生が子供たちの管理をするそうです。

そうであれば小学校を休校にする必要はないと思ってしまう私です。

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