狂気と「情念」

2007-04-07 13:28:49 | 感想など
私が狂気を求めたのは、「普通」、すなわち虚ろな社会的規範に支配された意識への懐疑や侮蔑という理由があったからだと前に述べた(世界への敵意:病的な完璧主義と滅びの希求。それが後に無関心と「嘲笑主義」へ繋がった。なお、今日では前提を失った言葉は「規律」であるという考えに繋がっている)。確かにそれは事実の一面、あるいは表層を説明してはいるのだが、その原因、深奥にまでは達していないのではないか、と強く思っ . . . 本文を読む
コメント