沙耶の唄:作者のナイーブな期待と認識

2011-06-24 18:09:03 | 沙耶の唄
というわけで、予告通り「沙耶の唄」についてまた書いていきますよと。以下の内容は「二項対立と交換可能性」に続くものとして書いたものだが、前回説明した視覚がもたらす等価性が、善悪の境界の曖昧さ(恣意性)を意識づける機能を果たしており、それゆえに沙耶の唄=恋愛モノと捉える人が多くいても全く不思議でないという話をしている。   あえて言うなら、沙耶の唄のテーマそのものはそう珍しいものではない . . . 本文を読む
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