ビースターズ:ドラマツルギーとエイターテイメントの完全なる融合

2019-02-22 12:56:42 | 本関係
前にも書いたように、『BEASTARS』の大きな魅力の一つは、キャラクターの獣物(?)造形と重層的な内面描写(これは外見とのギャップも含む)だと言っていいだろう。   一周目に読んだときはそのパワーとリズムで引っ張られるのだが、改めて読み返すと、一つの描写が持つ重層性が見えてきて、展開が極めてよく計算されたものであることが理解でき、感嘆さえするほどだ。   その典型は9 . . . 本文を読む
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