ウクライナ侵攻の背景:ロシア側から見た不信感醸成の過程

2022-03-14 17:00:00 | 感想など
第二次世界大戦であれ何であれ、ある日突然戦争が勃発するということはない。そこに到るまでには不信やヘイト、あるいはそれに基づく小競り合いが発展し、戦闘状態に突入するのである(その意味で、たとえばハルノートやABCD包囲網だけを見て太平洋戦争勃発の原因をあれこれ議論するような姿勢は愚の骨頂と言える。日本側だけ見ても、たとえば筒井清忠の『昭和期日本の構造』で語られるような土台があって、それが世界恐慌や外 . . . 本文を読む
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