今のロシアの状況を見ていると、「最大版図=最盛期=繁栄が続くはず」というイメージが決して定式化できないものであると再認識される(なお、この場合の最大版図は「ソ連崩壊後のロシア」という意味で書いている)。
もちろん、「最大版図」自体は歴史的に振り返ってそこから領土が減るのでそう言語化されるのであり、衰退が続くのは論理的必然だと思われるかもしれない . . . 本文を読む
せっかくの休みだというのに外へ出るにはいかにも向かない天候である・・・ということで、ちょうど珍獣屋の話を書いた折、「食」に関する鴻上尚史の記事にも触れておこう。
端的に言えば、「牛を食べることは正当化しつつ、犬を食べることへの嫌悪感を示すことの欺瞞・独善性」について述べたものである。また今回の表題は、そのやり取りの中で「犬は賢い(から食べるのはよくない)」と発言した女史に対し、鴻 . . . 本文を読む