先日の記事では、日本人が自身を無宗教と認識していることについて、「宗教的帰属意識と宗教儀礼の乖離・分離が重要である」という趣旨のことを述べた。そしてその一因としては、江戸時代における仏教の「国教化」、すなわち宗門人別改帳による仏教諸宗派への自動登録システムと、それによる帰属意識の形式化という要素を指摘した(他にも明治期における神道「非宗教」化などを指摘したが、詳細は割愛する)。
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さすらいの探偵が登場しそうな神社を訪れた後、少し車を走らせると資料館や史跡が集まっている中里に到着。目の前にあるのは「流転の梵鐘」と名付けられた鐘で、15世紀末に寄贈されたものだが、海賊によって略奪されており、現在あるのはレプリカだそうな。
そこに少し目を向けた後、入館。近くの村上家資料館と共通券もあるが、時間が限られており、慌てて展示を見るのも嫌 . . . 本文を読む